Twitterがサービス終了(サ終)するのではないかと話題になっています。
噂の発端は、2022年10月にTwitter社を買収したイーロン・マスク氏による社員の大量解雇や辞職、一部サービスの有料化による顧客離れ。
なんと9人の取締役全員を解任し、全社員の半分にあたる約3700人を解雇、その後残った社員の75%が辞職したというので、どうなってしまうのか心配ですね。
この記事では
- ツイッター(Twitter)のサービス終了は本当なのか
- ツイッター(Twitter)がサービス終了と噂される理由はなぜか
- ツイッター(Twitter)は今後どうなるのか
など、Twitterのサ終についてまとめました!
もくじ
ツイッター(Twitter)のサービス終了は本当?
結論から言うと、Twitterのサービス終了はガセ(勘違い)です。
※ただ、傾向が変わる可能性はありそうなので、記事の最後に解説します。
理由は主に3つ。
- Twitterのサービスを終了するという情報源がない
- Twitterはもともと300億円以上の赤字。解雇は妥当の可能性
- イーロン・マスクは混乱を楽しんでいる
「Twitterサービス終了」の情報源がない
「Twitterサービス終了」に関しては、Twitter社から正式なコメントがあったわけでも、イーロン・マスク氏から発言があったわけでもありません。
イーロン・マスク氏の動向とTwitter社の混乱を見た外部の人たちが
Twitter、なんか終わりそう
これってサービス終了ってこと?!
などと推測して発信したことで、混乱がどんどん広がっていっただけにすぎません。
もちろんTwitterがサービスを終了する可能性がないわけではありませんが、2022年11月時点では「Twitterサービス終了」という正式な発表はありません。
Twitter社はもともと赤字!解雇は"妥当"の可能性
Twitter社は2021年12月の時点で約300億円を超える赤字となっていました。
イーロン・マスク氏はもちろんそれを知りながらTwitter社を約6兆4千億円で買収。
その2カ月後に大量解雇を開始しているので、買収前から解雇は計画していたものと考えられます。
実際、Twitter社の赤字要因の多くは人件費のようで、解雇による人件費削減は妥当との見方もあります。
イーロン・マスク氏は複数社のCEOを務め、当時うまくいっていなかった「電気自動車」「宇宙開発」「太陽光発電」などの事業を復興させた経歴を持つ敏腕実業家。
「Twitterサービス終了」の大混乱は、イーロン・マスク氏による大改革開始の合図かもしれません。
イーロン・マスク氏は混乱を楽しんでいる?!
イーロン・マスク氏にとって、混乱は予想通りのよう。
それを示すように、イーロン・マスク氏のTwitterアカウントでは、「Twitterサービス終了」をジョークにするツイートが複数上がっています。
▼「ツイッターの墓の前でピースするツイッター」のジョーク

▼スター・ウォーズのセリフをもじり、助けを求めるジョーク

他にも「解雇した社員を再雇用するジョーク」や「ドクロのジョーク」などを投稿し、混乱を楽しんでいるように伺えます。
ツイッター(Twitter)サービス終了の噂はなぜ?
Twitter社から正式な発表がなく、イーロン・マスク氏が混乱を楽しんでいる状況なのに、なぜ「Twitterサービス終了」と噂が出たのでしょうか。
理由は
9人の取締役の解任、社員半数を解雇、その後残った社員の75%が辞職
したことです。
社員に関しては、イーロン・マスク氏の買収時(2022年10月時点)に7500人だった数が、解雇により2900人になったとか。
さらに、残った社員全員に対して「ハードコアに働けないなら退職を」と通達。
この通達に対して残った社員の75%が退職を選んだそう。
イーロン・マスク氏の最終通告(日本語訳)
この先、ブレイクスルーなTwitter 2.0を構築し、競争激化の荒波を乗り切るためにも、われわれは極度にハードコアであらねばならない。つまり全力集中で長時間労働。いい結果を出せたやつだけが合格点だ。
Twitterはもっともっとエンジニアが軸となって動くようになる。デザイン、プロダクト管理も重要なことなので報告は要るが、最高のコードを書く人間がチームのマジョリティを占め、最大の権限を持つことになる。
コアの部分でTwitterはソフトウェアとサーバーの会社なので、こうあるべきだと思う。
そんな新生Twitterの一翼を担いたいと思うなら下のリンクでYESを押してくれ。
明日(木曜)5pm ETまでにYESを押さない人には月給3か月分の退職金が出る。
どちらを選ぶにせよ、Twitterの発展に貢献してくれることに感謝する。
Elon
中にはTwitterの運用にかかせなかった主要メンバーや優秀なエンジニアなども含まれるそうで、「このままではサービスを続けることは難しくなる」と推測する人が多くいました。
ツイッター(Twitter)は今後どうなる?
Twitter社から「サービス終了」の正式な発表はなく、イーロン・マスク氏が余裕の言動をしていることを見ても、Twitterがすぐにサービス終了することはないでしょう。
一方で、イーロン・マスク氏の買収後、「差別的、攻撃的な投稿が増えた」ことが確認されているようです。
イーロン・マスク氏自身もTwitterは今後「より自由に発言できるようになる」と投稿しています。

Twitterの新しい方針は言論の自由だが、到達の自由はない。
ネガティブ/ヘイトなツイートは最大限に抑制されるため、Twitterに広告やその他の収入はない。
特に探さない限り、そのツイートを見つけることはできませんが、これは他のインターネットと変わらない。
注意:これはアカウント全体ではなく、個々のツイートにのみ適用されます。
「ネガティブ/ヘイトなツイートは抑制される」とのことですが、実際は該当のツイートは増えていて、イーロン・マスク氏自身も偏った投稿をすることがあります。
Twitterは今後、これまでよりも攻撃的なツイートが増え、世界観が変わってしまう可能性はあるかもしれません。
まとめ
Twitterサービス終了は本当か、なぜ噂されたのか、今後どうなるのか についてでした!
Twitterがすぐにサービス終了する可能性はなさそうですが、将来的に、現在のTwitterとは違うTwitterになっていく可能性はあるのかもしれません。
すでに広告出稿を停止している大手企業もあるようなので、広告収入がなくなれば、いままでと同じようなサービスを展開するのは難しいでしょう。
今後のイーロン・マスク氏の動向に注目です。